サムスン 裁判 アップル 各国

サムスン　裁判　アップル　各国

スマートフォン、タブレットの市場を支配していくアップル。

韓国サムスンと米アップルの知的財産を巡る裁判は

アップルが、サムスン製スマートフォン『Galaxy S 4G』等のデザインが
『iPhone』の模倣であるとして商標侵害で提訴をしたのに端を発しています。


そして、アップルの訴えを認めた米連邦地裁表決から一転、

31日に舞台を東京に移した地裁での裁判ではサムスン側に軍配が上がりました。

いずれも敗訴側が上告すると見られている上
世界中で両者の訴訟の多くがなお係争中です。

各国の動きを見てみましょう。

日本では
　・「Galaxy S」「GalaxyS II」「Galaxy Tab」販売差し止め請求中[11/09/07]
　・「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPad 2」販売差し止め請求中[11/10/17]


ドイツでは
　・「Galaxy Tab 7.7」発売・マーケティング禁止[11/09/02]
　・「Galaxy Tab 10.1」発売禁止確定[11/09/09]
　・サムスン「Galaxy Tab 10.1N」として修正版を発表[11/11/17]

オランダでは
　・「Galaxy S」「Galaxy SII」「Galaxy Ace」仮差し止め命令中[11/08/24]
　　（10月発効、それまでに侵害が認められた部分を変更すれば販売継続可）
　・「iPhone」「iPad」販売差し止め申請棄却[11/10/14]


オーストラリアでは
　・「Galaxy Tab 10.1」問題解決まで販売停止をアップルと合意[11/08/01]
　・「Galaxy Tab 10.1」事前販売禁止仮処分（事実上販売機会を逃す）[11/10/13]
　・「Galaxy Tab 10.1」事前販売差し止め無効に（販売スタート）[11/10/30]
　・「iPhone 4S」販売停止要求中[11/10/17]

アップルの本拠アメリカでは
　・「Galaxy S 4G」「Infuse 4G」「Droid Charge」「Galaxy Tab 10.1」の米国で製造、　　販売、輸入禁止を米地裁に提訴中[11/07/01]
　・「Galaxy S」ベースの6機種、「Galaxy Tab」「Galaxy Tab 10.1」の米国輸入禁止を　　ITCに提訴中[11/07/05]
　・「iPhone 3G」「iPhone 3GS」「iPhone 4」「iPod Touch」「iPad」「iPad 2」の米　　国輸入禁止をITCに提訴中[11/06/29]

係争中の国は10カ国程度とのこと。

裁判での決着というのはサムスンかアップルのどちらかに
　販売停止を命ずることだと思うのですが
　この裁判どのように決着をつけるのでしょうか。

ものごとはなんでもパクリで成長していると思うのですが
　サムスン、アップルどちらがパクッた？

これが裁判でもこれだけ係争中とは
　このパクリ問題はよほど複雑なのでしょうね。

世界市場の大きいスマートファンでのことだけに
　裁判の行方はサムスン、アップル両者の企業戦略を
　左右しかねないだけに、世界からも注目が集まっていると思えます。

タグ：サムスン アップル サムスン アップル パクリ サムスン 裁判 アップル 各国